YOJO COLUMN / 季節の養生

秋の乾燥と「肺」喉・肌・呼吸をいたわる養生

秋になると喉や肌が乾きやすいのはなぜ? 東洋医学でいう「肺」と乾燥の関係を、日々のケアに落とし込みます。

秋は、空気の湿り気が少しずつ抜けていく季節です。東洋医学では、秋の乾燥は「肺」と関わりが深いと考えます。ここでいう肺は、呼吸器だけでなく、皮膚や鼻、外からの刺激を守る働きまで含めた大きな概念です。

この記事の要点

  • 秋の乾燥は、喉・鼻・肌のバリアをいたわるサイン
  • 温かい汁物と、こまめな水分で内側から潤す
  • 乾燥が強い症状や長引く不調は医療機関へ

乾燥は、まず喉と肌に現れる

朝起きたときの喉のいがらっぽさ、唇や頬のつっぱり、空咳。秋口にこうした変化を感じる方は少なくありません。空調や睡眠不足、忙しさが重なると、身体が本来持つ潤いを保つ力もゆらぎます。

肌だけに保湿を足すのではなく、呼吸のしやすさ、眠り、飲み物の温度まで含めて整えることが、秋の美容養生の入口です。

秋は「白いもの」と温かい汁物を

梨、れんこん、白きくらげ、大根など、みずみずしい白い食材を取り入れるのも一つの方法です。冷たいものを一気に摂るより、常温や温かいスープにして、身体が受け取りやすい形にしてみてください。

食材との相性や体調には個人差があります。無理に新しいものを増やすより、いつもの食事に汁物を一品添えるくらいから始めましょう。

眠る前に、呼吸をゆるめる

夜、鼻からゆっくり吸い、口から細く長く吐く呼吸を数回。肩や胸を頑張って動かすのではなく、吐く息を少し長くするだけで十分です。加湿器や濡れタオルで寝室の乾燥を調整するのもおすすめです。

咳、息苦しさ、発熱などがある場合は、養生だけで様子を見ず、医療機関へご相談ください。ENBICHOJUでも、症状の強さや経過を伺いながら安全を優先してご案内します。

※ この記事は養生の考え方を紹介する一般的な読みものです。症状の診断や治療を目的としたものではありません。強い症状や長引く不調、妊娠中・通院中・服薬中の方は、まず医療機関や主治医へご相談ください。

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