東洋医学では、春は内側にしまっていたものが外へ動き始める季節。「肝」は血や目、筋肉、気持ちのめぐりと関係する概念です。医学的な診断名ではありませんが、季節に合わせて自分の変化を観察する視点になります。
この記事の要点
- 春は予定を詰めすぎず、ゆっくり動き始める
- 目を休め、夜更かしを続けない
- 気分の落ち込みや不眠が続くときは専門機関へ
動き始める季節ほど、余白をつくる
暖かくなると新しいことを始めたくなりますが、心身のリズムはすぐには切り替わりません。朝に窓を開け、数分だけ歩く。予定と予定の間に何もしない時間を残す。そんな小さな余白が、春のゆらぎを受け止めます。
目と首を休ませる
目の疲れや首肩のこわばりを感じたら、画面から視線を外し、遠くを眺めたり、蒸しタオルをまぶたにのせたりしてみましょう。寝る直前まで情報を追いかける習慣を少し緩めることも、春の眠りを守る方法です。
気分の波は、ひとりで抱えない
季節の変化で気持ちが揺れることはありますが、眠れない状態や強い落ち込みが続く場合は、季節のせいだけにせず専門機関へご相談ください。鍼灸では、今のお身体の状態を伺い、休息や生活の整え方も含めて考えます。
※ この記事は養生の考え方を紹介する一般的な読みものです。症状の診断や治療を目的としたものではありません。強い症状や長引く不調、妊娠中・通院中・服薬中の方は、まず医療機関や主治医へご相談ください。